LibreOffice_logo

オープンソースのオフィススイート「LibreOffice v3.5.3」がリリースされました。

        ↓一日一回クリックしてくれると嬉しいです。

ダウンロード


★更新内容

このリリースは、3.5.3 Release Candidate 2と全く同じものですので、すでにインストール済みであれば再びダウンロードしてインストールする必要はありません。
Windows向けには国際版を提供しており、ユーザーインターフェースの言語はインストール後に選ぶことができます。各国語のヘルプはオンラインで提供しており、希望であれば別途インストールしていただくこともできます。
このバージョン以降、WindowsのバイナリにはThe Document Foundationのデジタル署名がなされます。
LibreOffice 3.4.5以前のバージョンを使っているWindowsユーザーは、事前にアンインストールするか3.4.5にアップグレードしてください。そうしないと3.5.3へのアップグレードに失敗する可能性があります。
OpenOffice.orgをインストールしているWindowsユーザーには、あらかじめOpenOffice.orgをアンインストールすることをおすすめします。これは、LibreOfficeもOpenOffice.orgも同じファイルの種類に対して関連付けを行おうとするためです。
Windows 2000をお使いの場合には、LibreOfficeをインストールする前に このアップデート を適用する必要があるかもしれません。
Linuxをお使いの場合には、GCJ Javaの変数に関連してLibreOfficeとの間に問題があることが分かっています。代わりに、例えばOpenJDKなどを使うことをおすすめします。
OpenOffice.org 3.3.0からのセキュリティに関する変更点も取り入れています。さらに、ソースコードを整理したことによりLibreOfficeではよりセキュリティが向上していると考えられます。
Microsoft Office 2010では LibreOfficeの3.5で書かれたODF 1.2 拡張フォーマットのドキュメントは無効であると警告が出ます。(ドキュメントは開きます) これはODF 1.1だけをサポートしているMSO2010の欠点です。詳細についてはこちら(英語)をご覧ください。


★システム要件

Windows
WindowsにLibreOfficeをインストールにするのに必要なシステムの要件は以下のとおりです。
Microsoft Windows 2000 (Service Pack 4以降), XP, Vista, or Windows 7
Pentium互換PC (Pentium IIIやAthlon、またはこれらのものより新しいものを推奨)
メモリ 256 Mb (512 Mb以上を推奨)
1.5 Gb のハードディスクの空き容量
解像度 1024x768 (またはこれ以上のものを推奨), 256色以上

インストール時には管理者権限が必要です。

Microsoft Officeのファイル形式に対して関連付けを行う場合、または関連付けを行わせないためにはインストーラーに下記のコマンドラインオプションをインストーラー起動時に指定します:
/msoreg=1 ではMicrosoft Officeのファイル形式に対してLibreOfficeを関連付けます。
/msoreg=0 ではMicrosoft Officeのファイル形式に対してLibreOfficeを関連付けません。

LibreOfficeの一部の機能については、Javaをインストールしておく必要があります。特に、Baseを利用する場合にはJavaが必要になります。
Java はこちらのサイトからダウンロードできます。 http://www.java.com/ja/download/

インストール時やアンインストール時には、システムとデータのバックアップを取っておくのをお勧めします。



Macintosh
MacintoshにLibreOfficeをインストールする場合のシステム要件は以下のとおりです。
MacOSX 10.4 (Tiger) またはそれ以降
Intel または PowerPC プロセッサ
メモリ 512 Mb;
800 Mb のハードディスクの空き容量
解像度 1024x768 (またはこれ以上のものを推奨), 256色以上

LibreOfficeの一部の機能については、Javaをインストールしておく必要があります。特に、Baseを利用する場合にはJavaが必要になります。

インストール時やアンインストール時には、システムとデータのバックアップを取っておくのをお勧めします。



Linux

基本的には、お使いのLinuxのディストリビューションのパッケージシステムを利用してLibreOfficeをインストールすることをお勧めします。例えば、Ubuntuをご利用の場合にはUbuntuソフトウェアセンターを利用してください。これにより、あなたのシステムに違和感なく統合される形でLibreOfficeがインストールされます。あるいは、LibreOfficeは最初からインストールされていることもあると思いますので、その場合にはインストール作業は不要です。

当コミュニティにより提供されるLinux向けのLibreOfficeは、特別な用途のために提供されています。

いくつかのLinuxディストリビューションでは、特別にカスタマイズされたLibreOfficeを提供している場合があります。この場合、当コミュニティにより提供されるものと比べて、多少の機能的な違いがあります。多くの場合、当コミュニティにより提供されるLibreOfficeとディストリビューションが用意するLibreOfficeを1つのシステムに共存されることができます。あるいは、Linuxディストリビューションが用意するLibreOfficeを削除して、当コミュニティが提供するLibreOfficeを使用するのも良いでしょう。いずれにしても、各Linuxベンダーが提供するサポートなどを通じてLibreOfficeのインストール・アンインストールに関する情報を得るようにしてください。

なお、LibreOfficeをインストールする際には、一時ディレクトリに十分な容量があることを確認するとともに、読み込み・書き込み・実行権限が与えられていることを確認してください。また、インストールをする前に全てのアプリケーションを終了してください。

LinuxにLibreOfficeをインストールする場合のシステム要件は以下のとおりです。
Linux カーネル 2.6.18 またはそれ以降
glibc2 2.5 またはそれ以降
gtk 2.10.4 またはそれ以降
Pentium互換PC (Pentium IIIやAthlon、またはこれらのものより新しいものを推奨)
メモリ 256 Mb (512 Mb以上を推奨)
1.5 Gb のハードディスクの空き容量
解像度 1024x768 (またはこれ以上のものを推奨), 256色以上で設定されたXサーバー
Gnome 2.16 またはそれ以降
KDEなどの他のデスクトップ環境でも使用することは可能です
Gnome上で障碍者向けの支援技術を利用するためには、gail 1.8.6 と at-spi 1.7 をインストールしてください。

LibreOfficeの一部の機能については、Javaをインストールしておく必要があります。特に、Baseを利用する場合にはJavaが必要になります。

インストール時やアンインストール時には、システムとデータのバックアップを取っておくのをお勧めします。



★3.4の新機能

Writer

Writerのページの境界がグラデーションのかかった影で表示されるようになり、色はオプションで変更可能になりました (ツール→オプション→配色の調整→影)。Writerを起動すれば、見た目ですぐに分かる変更点です。 (Sebastien Le Ray) 


段組みの境界線と脚注の境界線について、色とスタイルが選べるようになりました。これによりODFとの互換性が向上しています。 (Cedric Bosdonnat)


番号付けにおいてギリシャ文字が利用可能に。 (Pantelis Koukousoulas)

Graphiteスマートフォントレンダリングに関して、新しく高速化されたGraphiteエンジンを使うように完全に書き換え、少なくとも10倍高速化し、より安定しました。既存のフォントやドキュメントを変更する必要はありません。 (Keith Stribley, Martin Hosken, SIL International)


Calc

「シートの移動またはコピー」ダイアログを改善 (編集→シート→移動またはコピー)。 (Joost Eekhoorn, Christoph Noack) 

シートごとのオートフィルタ: あらかじめ名前付きの範囲を設定しておくことなく、シートごとにオートフィルタを設定できるようになりました。これまでは、1つのドキュメントで1つのオートフィルタしかサポートされておらず、名前付きの範囲をあらかじめ作らずにあるシートでオートフィルタを設定してしまうと、別のシートで設定したオートフィルタが無効化されてしまっていました。 (Markus Mohrhard)


描画レイヤーを刷新し、図形描画オブジェクトの位置とサイズの再現性を向上。 (Caolan McNamara, Red Hat, Inc.)


外部参照の取り扱いに関する大幅な刷新: 外部参照に関するコードは大幅に書き換えられ、外部参照が関わる数式の計算の多くのバグを修正しました。また、特に大きなデータ範囲を参照している場合に、データキャッシュのパフォーマンスが改善されました。 (Kohei Yoshida)


シートごとの名前付き範囲: これまでは、アクティブなシートに関係なく、ドキュメント全体で参照できる名前付き範囲しかCalcではサポートされていませんでした。3.4では、シート内でのみ有効な名前付き範囲を定義することができます。この変更に伴い、「名前の指定」ダイアログ(挿入→名前→指定)も変更されました。 (Kohei Yoshida)


一つのシートに複数の小計: データ→小計から、1つのシートで複数の小計範囲を定義することができるようになりました。これまでは、小計範囲を設定しようとすると、それまでに同一シートにあった小計範囲を上書きしてしまっていました。(Kohei Yoshida)


Excelファイルを読み込んだ際に、他のExcelファイルに対するOLEリンクを外部ドキュメントの参照として読み込むように。これまでは、CalcはExcelファイルを読み込む際にOLEリンクを無視し、OLEリンクを含むセルをエラーとしていました。 (Kohei Yoshida)


ピボットテーブル

(元データパイロット)「データパイロット」は「ピボットテーブル」に名称変更

フィールドの数が無制限に: これまでには、ピボットテーブルは8個までの列/行データフィールドと10個までのページフィールドしかサポートしていませんでした。3.4ではフィールドの数の制限がなくなりました。 (Kohei Yoshida)


名前付き範囲をデータソースとして: 3.4では名前付き範囲をピボットテーブルのデータソースとして使うことができるようになりました。これにより、例えばデータソースに新しい行を追加して、ピボットテーブルを更新すると、ピボットダイアログを使ってデータソースの範囲をいちいち変更することなしに、新しいデータが反映されるようになります。 (Kohei Yoshida)

内部的な変更: ピボットテーブルの内部の実装に大きく手が加えられ、主にピボットテーブルの更新に関わるいくつかの回帰バグを修正しました。 (Kohei Yoshida)


Impress/Draw

HTMLへのエクスポート機能が強化され、目次ページにスライドのサムネールが表示されるように。 (Julien Nabet, Michael Meeks) 


フィルタ

Javaで書かれていたフラットODFのインポート/エクスポートフィルタをC++で書き換え、速度が大幅に改善。Writerドキュメントを .fodt で保存してみてください。 (Peter Jentsch)


古くなったStarOfficeのバイナリファイルフォーマットのフィルタを刷新し、書き出しのコードを削除。これにより、フィルタのサイズが小さくなり、これらのファイルは読み込むことだけができるようになりました。「名前を付けて保存」ダイアログもスッキリしました。 (Pierre-Andre Jacquod)


全アプリケーションに共通の変更点
GUIUnityをサポートし、グローバルメニューが有効に。 (Alberto Ruiz for Canonical Ltd.)

フォントプレビューの国際化: フォントを選択するドロップダウンメニューにおいて、ある特定の文字(アラビア文字、ヘブライ文字、マラヤーラム文字など)のために用意されたフォント向けに、その文字による描画例も表示するように。(Caolan McNamara, Red Hat, Inc.)

オートコレクト: 文の始めに"http://"と入力しても、勝手に大文字から始めないようになりました。このようなURLは大文字で始める対象から外れました。 (Sebastien Le Ray)


文字のレンダリング: Linuxにおいて文字のレンダリングが改善されました。他のCairoを用いたアプリケーションと同じサブピクセルの設定を用い、Cairoを通じて文字が描画されます。これにより、LibreOfficeでも、他のデスクトップアプリケーションと同じように文字が表示されるようになりました。右のスクリーンショットはデスクトップ全体でサブピクセルを有効にした場合のものです。 (Caolan McNamara, Red Hat, Inc.)


Linuxのマウスポインタのテーマに適合 (Kurosawa Takeshi)


Gtk+テーマとの親和性を向上し、LibreOfficeがよりネイティブアプリケーションらしく。メニューの区切り線、Altキーに関する問題、トグルボタン、その他多くのウィジェットのレンダリングの細かいところを修正。(Lucas Baudin)


検索ツールバーがよりFirefoxやEvolutionと同じような動作をするように。デフォルトでは非表示で、Ctrl+fでウィンドウ下部に表示されます。また、より多くのテキストが入るように検索窓が広くなりました。また、「検索と置換」ダイアログを開くショートカットキーは Ctrl+Alt+f に変更されました。 (Jan Holesovsky)


Writer、Calc、Impressにおいて、線のスタイルと幅を別々に設定できるように。 (Cedric Bosdonnat)


3Dの境界線をサポートし、ODFを含む各種ファイルフォーマットを読み込み時の互換性を向上。 (Cedric Bosdonnat)


グラフの色: ツール→オプション→グラフ→デフォルトの色からグラフに使用可能な色を追加/削除できるように。 (Rob Snelders) 
Shift+F3による大文字/小文字の切り替え: bug #32559 (Balint Dozsa)

パフォーマンスLinuxにおいてスムーズな起動: アプリケーションのデータを読み込み始める前にスプラッシュスクリーンを表示するようにし、スプラッシュスクリーンが表示されるまでの時間を短縮。 (Michael Meeks)


アクセシビリティのテーマに用いられていた、非効率で不必要な'BmpColorMode'を用いる方法を中止。テーマの容量を小さくし、ハイコントラストアイコンを専用のテーマに分離することで重複していた部分を解消。 (Chris 'mordocai' Carpenter, Sebastian Spaeth)


150もの重複した 'missing icon' アイコンを削除。 (Joachim Tremouroux, Andrew C. E. Dent)


使用頻度の低いエンコーディング変換機能を別のライブラリに切り離したことにより、1Mb程度のメモリを節約。 (Jan Holesovsky, Michael Meeks)


Linuxのfontconfigのメモリリーク: フォントに関連するメモリリークを修正し、最大で800k程度(インストールされているフォントの数による)のメモリを節約。 (Caolan McNamara, Red Hat, Inc.)


より効率的な圧縮をすることにより、Windowsインストーラのサイズを30Mb以上も小さく。 (Kalman „KAMI” Szalai)


624個の各国語のパレットファイルを削除し、ローカライズされたランタイムデータに。 (Andras Timar)


Windows 9xのUnicode対応していないWin32 API向けの互換性対応のためのコードを削除。 (Jesus Corrius)

その他

パスワード付きのドキュメントを開いている場合にファイル → プロパティ → 全般 → パスワードの変更によりパスワードが変更可能に。このボタンはドキュメントがパスワード付きで保存されている場合にのみ有効です。 (Kohei Yoshida) 


Linuxにおいて、LO-3.3とLO-3.4の両方を同一マシンにインストール可能に。ただし、ユーザー設定が2つのバージョンで共有されるため、同時には起動できません。

ローカライゼーション

コンゴ共和国で話される Beembe (beq)、 Bekwel(bkw)、 Kituba (mkw)、 Lari (ldi)、 Mbochi (mdw)、 Teke-Ibali (tek)、 Teke-Tyee (tyx)、Vili (vif) が文書内で指定可能になり、これらの言語に対するHunspellスペルチェッカが利用可能に。 (Andras Timar)


ポルトガル語 (アンゴラ) のロケールデータを追加。 (pt_AO) (Andras Timar)


ドイツ語のスペルチェック辞書、ハイフネーション、類義語辞典を更新。

Writerのページの境界がグラデーションのかかった影で表示されるようになり、色はオプションで変更可能になりました (ツール→オプション→配色の調整→影)。Writerを起動すれば、見た目ですぐに分かる変更点です。 (Sebastien Le Ray)
このエントリーをはてなブックマークに追加